根岸港で釣りをしてたらエイが釣れた!
みなさま、明けましておめでとうございます。
今年も釣りを楽しんでお魚をおいしくいただきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
新年一発目の記事がまさかのエイ料理笑
時はさかのぼって2021のクリスマス、やることもなかったのでみやぶーに誘われ根岸港でアジング。
みやぶーの記事はこちら!
筆者うゆしーはアジングはボウズでしたが、ぶっこんで放置してたイソメにエイがヒット!

顔に傷がついており弱っていたのもあって持って帰って食べることにしました。
正直エイリアンみたいなでお世辞にもおいしそうには見えない見た目。
ただ、巷ではうまいうまいと言われていたので少し期待しながら調理をしてみることに・・・。
今回は釣ったエイを使って身がある限り思いつく料理を作ってみました!
今回のレシピ
材料
食材
- アカエイ
調味料
下処理用
- 塩
- 水
- 酒
刺身用
- しょうゆ ポン酢と1:1
- ポン酢 しょうゆと1:1
- 柚子胡椒 適量
- わさび 適量
唐揚げ用
★味付け
- チューブしょうが 大さじ1
- チューブにんにく 大さじ1
- しょうゆ 大さじ2
- 顆粒ガラスープの素 大さじ2
- 酒 大さじ2
- みりん 大さじ2
★揚衣用
- 片栗粉 適量
- 小麦粉 適量
煮つけ用
- しょうゆ 大さじ3
- 三温糖 大さじ2
- 酒 大さじ3
- みりん 大さじ3
- 水 200ml
- チューブしょうが 大さじ2
作り方
下処理編
①エイの表面を塩でこすり洗いする。
ポイント 安い塩でいいので惜しみなく塩を使ってください!無限にぬめりがでます。
②画像の赤線のあたりで5分割にし、頭~胴元、胴横、ヒレに分ける。
※少し硬い部分に刃があたった場合、軟骨です。強い骨は入ってないので気にせず切り落としてください。
※ひっくり返してエラよりも外側を切るとわかりやすいです。


③ヒレ、胴横の4つの切り身を5%の食塩水に酒を大さじ5杯ほど入れて1時間つける。
※頭~胴元には肝が入っておりこちらも絶品!今回は紹介しておりませんが肝だけ抜いて処理をすることをおすすめします。
④表裏両方の皮をはぐ。
※包丁できっかけを作り、指を押し込んでいき引っ張れば取れますがかなりの重労働。
ここが下処理の鬼門かもしれないのでがんばってください。

⑤食塩水から取り出し軽く水ですすぎ、水気をキッチンペーパーで丁寧にふき取る
ポイント しっかりと水気をふきとってください。
⑤一晩ほど乾燥させる
※外での一夜干しをおすすめします。

乾燥ができたら下処理完成!
次は調理編です。
唐揚げ編
今回はヒレ部分をすべて唐揚げにしました!
①一口大に切る
※軟骨ごときって大丈夫です。揚げればこりこりとした食感でとても美味しいです!
②ボウルに唐揚げ用調味料「★味付け」の材料をすべて入れで①できったエイを入れもんで味をなじませる。
③ボウルの中に小麦粉を入れてもみほぐし、15分ほど冷蔵庫で放置。
ポイント どろどろと身にまとまりつくけど、持ち上げれば流れ落ちる程度の粘度になるよう調整してください。

④ボウルから身を一切れ取り出しビニール袋に入れて全体に片栗粉をまぶす。これを身の数だけ繰り返す。
※袋は1つで大丈夫です。
ポイント ボウルから取り出すときに極力③の内側の衣を落とさないようにしてください。 ③の内側の衣と片栗粉が混ざることでダマができザクザクとした食感になります。

⑤160℃の油で5分揚げ、一度取り出して3分置く。

⑥180℃の油で1~2分揚げる
※茶色っぽくなったらすぐに油から出してください。
ポイント 2度上げすることで1度目にしっかり身に火が通り、2度目にざくざく感が増すのでおすすめ!

⑦お皿に盛り付けて完成!
煮つけ編
今回は胴横の身を使って煮つけにしました!
①7~10cmくらいのサイズにぶつ切りにする
※サイズはお好みでOK
②煮つけ用調味料を鍋に入れ強火で加熱する。
③沸騰したら魚を入れて弱火にし、15分煮込む
※軟骨が柔らかくなるまで煮込む

④エイを鍋から取り出す。
⑤煮汁の残りを鍋で煮詰めて、水気が飛びとろとろになったら火を止める
⑥煮つけたエイを⑤のタレの中に入れて軽くあえる
ポイント 煮汁の残りをタレにし、あえることでよりしっかりと煮ダレを味わえます。

⑦お皿に盛り付けて完成!
刺身編
今回は胴横の身を半分だけ使用して刺身にしました!
①醤油とポン酢を1:1の割合で混ぜてつけダレをつくる。
②軟骨を境に身を上下に切り、サクにする。
③サクを薄目にそぎ切りにしてお皿に並べたら完成!
食べてみた感想
仕上がりはこんな感じ

見た目はなかなかおいしそうに見えますが果たしてお味は・・・
エイの唐揚げ

最初に食べたのがエイの唐揚げ!
一口目、ザクッ!とよい音を立てていい感じに揚がってました。
臭みが怖かったので少し強めに味付けをしましたが・・・
臭みは一切なくおどろくほどうまい!
ヒレ部分だったので軟骨のコリコリとした食感と魚でも鳥でもないすこしふんわりもっちりした食感の身がたまらなくおいしかったです!
マヨネーズをつけても抜群!
筆者が一番自信がある唐揚げ。とりあえず臭みもなくおいしくいただけました笑
エイの煮つけ

続いて煮つけ。
揚げ物よりも臭みがでるかなと恐る恐る食べると・・・
ふわっとしてぷりぷりの身、食べるとほろほろと崩れる食感。
味は淡泊でしたがしっかりと魚っぽい味?がしてなかなかの絶品!
最初から後味まで臭みなく、とても上品な煮つけの味でした。
これも少し強めに味付けをしましたが、もう少し優しい味にしても全然おいしかったかもしれません。
エイの刺身

最後は刺身。
正直一番臭みがありそうで怖かった料理ですが先の唐揚げ、煮つけ共に驚くほどおいしかったので刺身を食べるころには不安から期待に変わっていました笑
最初はポン酢醤油のみで食べてみましたがお味のほうは・・・
美味い!びっくりするほど美味い!
臭みは全くなくしっかりとした甘味と少し固いコリコリとした食感。
「癖のない馬刺しかな?」と思うほどおいしかったです。
柚子コショウとワサビを用意してましたが無くても全然食べれました。
もちろんつけて食べてもとっても美味しいです!
馬刺しっぽいなと思ったので次食べる時は甘めの醤油とおろしにんにくで食べてみたいなと思います!
まとめ
港湾部で釣れたエイでしたがどれもびっくりするぐらいおいしかったです!
エイの見た目からは想像のできない上品な味わいで怖くて強めに味付けをしたことを後悔しました。
また港湾部産だったので臭みも心配してましたが臭みは一切はありませんでした。
魚釣りをやってるとゲストでエイがかかることはよくあるかと思います。
引きはすごくなかなかファイトを楽しめる魚ですが「なんだエイか・・・」と残念に思われる方も少なからずいらっしゃると思います。
そういう方は是非一度エイを食べてみてください!
たぶんエイに対する見方が180度変わると思います笑
今回は唐揚げ、煮つけ、刺身の3種類の料理をしてみましたがこれだけ美味しいとまだまだ色んな料理が試せそうだなと思いました。
また肝もこっそり食べてみましたが抜群の美味さでした。
次回エイが釣れた時は他の料理を試してみたいと思います!
みなさんも一度エイを食べてみてはいかがでしょうか?
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