大き目のクランクを求めて
筆者がメインで使っているクランクベイトはフローティング、シンキングともに
「ワブクラJrやクーガナノ、ちびパニクラなどのボディが小さいクランク」
をよく使っております。
この手の小さいクランクでも十二分に釣果は叩き出せます。
周りが釣れていない中でもしっかりと魚に食ってもらえる優秀なルアーたちでした。
しかし!
サイズがばらつく。
中マス以上をコンスタントに釣ることはなかなか叶わず・・・
小さいマスから大きいマスまで無作為に寄せてしまいます。
それでもいいんですが、筆者は最近「大きなマスが釣りたい!」欲が強く、大きなマスには大きなルアーだろう。と色々と買いあさり試してみました。
そんな大きなルアー群の中に何種類かあったバナナ型のルアーが面白そうだなと色々と買って試してみました。
バナナタイプのクランクの欠点
何種類かバナナ型のクランクを買ってみて、大きく2つ欠点を感じました。
下記の2つとも「釣人の腕」や「扱うルアーに対する慣れ」で解決できそうな問題です。
あくまで初心者の方や簡単に扱えるルアーを求める方は参考にしていただきたいです。
1.飛距離がでない。キャストが決まらない。
バナナ型ルアーをキャストすると重さ、大きさの割に飛距離がでませんでした。
空気抵抗が強いからからふわっと失速します。
またキャスト時にふらふらと動くことや風の影響を受けて思った以上にキャスト位置が狂います。
筆者の行くフィールドでいうと朝霞ガーデンさんや王禅寺さんのサブロー池でなら特段問題にはならないですが広いフィールドだとこのキャストが決まらないというはかなりインパクトがありました。
※先にも記載してますがルアーの熟練度や釣り人の腕次第では問題なくキャストできると思います。
2.フッキングが難しい、外れやすい。
バナナ型だけあってかなり尻尾を振ります。ゆっくり巻いてもふりふりします。
このアピールが魚には効くのだと思いますが尻尾と一緒に針がぶらぶら。
魚がコツン!とあたってもなかなかフッキングが決まりません。
丁寧なストップと直線的なアワセを意識的に行えばフッキングも安定するように思います。
ただし、ゆっくりずーっと巻いているとたまにくる「コツン!」を合わせようとすると、筆者の腕ではどうしてもワンテンポ遅れてしまい、遅れている間に尻尾を振って針にかかりずらくなってしまいます。
※しつこいですがこちらも腕や熟練度でカバーできる問題かとは思います。
遅れてやってきたクーガディメンション!
12月にヴァルケインよりクーガディメンションが発売しました!
ディメンション?次元?何か次元の違うクランクなのかなと楽しみにしておりましたが・・・
なんとバナナ型のルアー!
各社からバナナ型ルアーが出てる中、少し遅れての登場でしたがヴァルケイン好きの筆者は即買いし使ってみることにしました。
公式サイトはこちら!

クーガディメンションSSについて
クーガディメンションSSの特徴
まず結論から書きますが
よく飛ぶ!そして巻いてるだけでフッキングが決まる!
筆者の実力でもしっかりキャストがきまり遠くまで飛ばすとこともできます笑
さらにゆっくりと巻いてる時にくる「コツン!」をほぼアワセなしでもしっかりと針がかりする筆者が求めていたルアーがやっと見つかりました笑
さらに
・ゆっくり巻いてもしっかりとしたアクションが出ること
・かかると中マス以上のサイズが多いこと
がこのルアーの最大の特徴かなと思います!
クーガディメンションSSの使い方
使い方はクーガナノSとほぼ同様。
クーガナノSの記事はこちら。誘い方はこちらを参考にしてください!
好きなレンジまでカウントで落としていき、 1秒に1回、2秒1回・・・と巻きスピードを落とし、トラウトが反応する「早さ」と「タナ」を探していく釣りとなります。
潜水レンジは1.5moverでディープなレンジを攻めることも可能です。
クーガナノSと大きく違うところはアピール力の強さです。
デッドスローで巻けば巻くほど小さいクランクだとほぼ動きません。
動かなくてもトラウトは釣れることがあります。しかし寄せる能力や捕食スイッチ入れることに着目するのであれば確実にディメンションのほうが上。
これでもかって思うくらいにゆっくり巻いて使うことがベストだと筆者は感じました。
クーガディメンションのスペック
全長(mm) | 35 |
重量(g) | 2.4g |
タイプ | シンキング |
潜水レンジ(m) | 0.5~1.5over |
フック | ジャイロフックライド #6 |
カラー | 全10色※1 |
実釣でのインプレとまとめ
王禅寺さんでの実釣
夜の王禅寺さんへ試し釣りにやってきました!
大きい魚狙いでジロー池へ。
少し風の強い日でしたがキャストはしっかりと決まりました。
色んなレンジを2秒1回転くらいのペースで巻いていましたがあたらず・・・
ここで5~6秒1回転のデッドスローで巻いていると・・・
「コツン!」
とあたりが!と反応ができず合わせれませんでしたが、ヒット笑
寄せてくると40cmあたりの中マスがついていました。

そのあとも巻いているとコツン!コツン!と定期的にあたりがあり、2~3コツンに1回ぐらい魚がかかってくれました。この日の釣行はほぼアワセができておらず・・・
一緒に釣りにきていたマリクが「なにそのぬるっとしたアワセ笑」
とコメントするくらいまともに傍から見ても合わせれてなかったです(-_-;)
しかし!そんなアワセが苦手な筆者でも釣れる!笑
下の写真のようなサイズ感のニジマスが3時間で20匹程度釣れました。

ちょっとジロー池にお試しにきて筆者初のジロー池で3時間20匹を記録。
今まではよくて15匹前後だったのですが・・・中マスの数釣りができ感動しました笑
まとめ
王禅寺のジロー池での実釣でしたが中マス以上のサイズの数釣りができました。
チビマスの数を釣るのも楽しいですがやっぱりおっきな魚は釣りごたえがあってより楽しいですね。
シンキングミノーを底でトゥイッチする作戦やスプーンで攻める作戦などいろいろと下のレンジを狙って大きなマスを釣る方法はあるかと思いますが・・・やっぱり巻くだけで釣れるのはとても簡単でいいでと思います。
そんな中、バナナ型をくるくると巻くだけで合わせなくてもしっかり乗る。
さらによく飛ぶクーガディメンションはぜひみなさんに試していただきたいルアーだなと筆者は強く思います。
特に初心者の方は一度試してみてはいかがでしょうか?
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