【ディアルーナ】ミドルクラスのシーバスロッド!ラテオと比較してみた!【22ディアルーナの情報現在なし!】

ロッド

22ディアルーナの情報は未だなし・・・

みなさん、こんにちはみやぶーです。

2022年1月21日からの釣りフェスティバルで今年こそはSHIMANOの新しいディアルーナが出る!

と思って視聴していましたが、22ディアルーナの発表がありませんでしたね。

釣りフェスティバルは2022年の春〜夏までの製品紹介をするとのことだったので、今後の秋〜冬製品の新製品紹介を待ちたいと思います

ディアルーナの新製品が出たら、すぐ予約しようと思っていましたが、2022年の夏まで出ないとわかったので、しばらくは今の18ディアルーナを使い続けることになりそうです。

時間ができたので、次に出てくるディアルーナに求める竿像を整理するため、ディアルーナ18と同じミドルクラス帯のラテオ19を比較インプレしたいと思います。

18ディアルーナS106MLと19ラテオ106Mについて

18ディアルーナと19ラテオはミドルクラスのシーバスロッドとして出ています。

ちなみに今回ディアルーナS106MLと19ラテオ106Mを比較しています。

理由としてはディアルーナは、ラテオと比べて固めに設計されているようで、実際に筆者が気持ちよく投げれるルアーウェイトについては同じぐらいだと感じたためです。

実際のスペックは以下表のとおりですが、ルアーウェイトに関しては参考値として考えて実際に竿を触ってみてから投げれるルアーウェイトを考えたほうが良さそうですね。

項目ディアルーナS106MLラテオ106MディアルーナS106M(参考)
全長(ft)10’6″10’6″10’6″
継数222
仕舞寸法(cm)163.5164163.5
自重(g)145160166
先径(mm)1.72.01.8
適合ルアーウェイト(g)6-3210-508-45
適合ラインPE0.6-1.50.8-2.00.8-2.0
カーボン含有率(%)99.89799.8
本体価格(円)29,50030,20030,000

それぞれの公式サイトはこちら!

ディアルーナ

ディアルーナ[DIALUNA] | ショアシーバス | シーバス | ロッド | 製品情報 | SHIMANO シマノ
カーボンモノコックグリップ搭載。クラス超越、さらなる進化。

ラテオ

DAIWA : ラテオ - Web site
軽い。操作性が高い。ダイワ史上最もコストパフォーマンスの高いシーバスロッドのスタンダードモデル

ルアーの操作感

ディアルーナ

実際にディアルーナを天井に押し当ててみると画像のように第4ガイドまで曲がりますが、それ以降のバットは全く曲がることがないです。

巻きの釣りでの感度

ティップはすごく曲がってくれるので感度がとても高いです。

またベリーからバットは硬くしっかりしております。

そのためかルアーを巻くと手元までしっかりとルアーの振動が伝わり、ルアーが動いているのか動いていないのかがとてもわかり易く感じました。

また、着底などのストラクチャーへのコンタクトもダイレクトに手元に伝わってきます。

ロッドワークでの操作感

ティップを主に使うようなトゥイッチ等の誘い方をしようと思うと、ティップだけ極端にやわらかいためすべてを吸収してしまいます

ジャーキングなどのロッド全体を使う誘いは、これもトゥイッチ同様にティップが吸収し、ベリーに力が入りづらいため少し大げさにジャークする必要があるように感じました

しかし連続したジャーキングの釣りでも疲れをあまり感じず、どれだけ煽ればどれだけルアーが動くか把握できていれば問題ないように思います。

総評として操作をしようとする場合は、少しやりづらいかもしれないです。

筆者は基本巻きの釣りをメインで使用しています。

ラテオ

レギュラーテーパー寄りに設計されています。

借り物だったため画像はないですがティップ部分よりもベリーあたりがよく曲がりました

巻きの釣りでの感度

ラテオのルアーの振動が手元に伝わる感度はそこまで悪くはないのですが竿全体で振動を吸収するため、手に伝わる感覚が少し遅いと感じました

ただし、巻きの釣りが完全にできないわけではないと思います。

ストラクチャーを交わす際にはこの遅さが命取りになることもありました。

ロッドワークでの操作感

竿全体は柔らかいですが、ディアルーナのように一部だけ極端に柔らかいということはなくバランスが取れています。

バランスが取れているため、ロッドが吸収しすぎずルアーに力を伝え自分の思った動きをさせることができると感じました。

しかしジャーキングについてはかなり全体が曲がり、ロッドの復元(元の真っ直ぐの状態に戻ること)が少し遅く感じ、早く連続的なジャークには不向きだと思います

ショアジギング等でもし使う場合は少しロッドの曲がりがだるく感じるかもしれませんがシーバスでは特に問題ないと思います。

またディアルーナ同様、疲れを感じることはあまりなかったです。

比較結果

ディアルーナはティップが柔らかく他はしっかり硬いため感度が高くルアーの動きが手元に伝わり把握することができると感じました。

しかし、竿側からのルアー操作はティップで吸収してしまってルアー側に伝わらない。

その点、ラテオはバランスがよく竿側からルアーからの情報伝達はやや遅いものの、竿側からのロッドワークではルアーに動きが伝わりやすいと感じました。

つまり巻きはディアルーナ、ロッドワークならラテオかなと思います。

キャスト感

ディアルーナ

ディアルーナはティップが極端に柔らかいがバットが固くなってしまっているためバットまでしならせた投げ方をすることが難しい

特にルアーが軽いとティップだけで飛ばすことがほとんどです。

ティップだけで飛ばすことができるため、初心者が手投げで投げてもそこそこに飛んでしまいます。

筆者もディアルーナでシーバスをやり始めて手投げで癖がついてしまい竿全体がしなる竿でフルキャストすることができなくなっていました。

また手投げの癖がつくと飛距離や狙う打つポイントが不安定になりやすく、竿にも負荷が大きいため、ディアルーナから釣りを始める方は体全体で投げるように意識して使ってください。

※筆者も釣り仲間から指摘されるまで手だけで思いっきり振ってしまっており、竿への負荷が原因でか不明ですがキャストで竿を折ってしまったことがあります。

ラテオ

ラテオは竿全体がバランス良く曲がってくれるため、竿全体のしなりを使って投げないと全く飛ばないと感じました。

逆に体を使って投げると気持ちよくルアーがぶっ飛んでいきます。

初心者の方がラテオから始めると最初は飛ばしにくいと思うかもしれませんが、慣れれレギュラーテーパーのほうが体で投げる癖がつくのでおすすめです。

比較結果

ディアルーナは、ティップだけが曲がるため手投げになってしまうことがあります。

逆に、ラテオは竿全体が曲がるため、しなりを使って投げるため体を使って投げる癖がつきます。

上記では触れてなかったですが同様のルアーを投げた場合の飛距離は大きく変わらずその使い手の投げ方の癖や体の使い方で変わるのかなと思いました。

アタリが出てからランディングまで

ディアルーナ

ディアルーナでは河川でチヌやサーフで青物を釣っています。

チヌを釣ったときの記事はこちら!

魚のあたり〜手元まで持ってくるまで

チヌを釣ったときは、ワームをテンションフォールをしているタイミングでぐぐっと下に叩きつけるようなあたりがあり、すぐに手元に感覚が伝わってきたためしっかり合わせることができました。

ファイトに関しては、35cmのチヌでそこそこ元気に下に向かって走っていきましたが竿自体には余裕があり曲がっているのは第4ガイドぐらいまでで、ぐんぐん寄せてくることができました。

魚の引きに対して竿全体でいなすというものではありませんでした。
バットが曲がらずティップからベリーにかけて何度も復元力が働くためバラしそうでひやひやしました。

簡単に寄せれることはいいことですがもう少し全体が曲がったほうがファイトとしては楽しくまた魚をバラしにくいんじゃないかなと筆者は思います。

最後寄せきったあとはチヌに空気を吸わせるため無理やり浮かせましたが、少し暴れました。
しかし竿が硬かったためそこまで苦戦することもなく難なくキャッチすることができました。

ロッドのパワーで寄せることや、ランディングするときの安定感はディアルーナの利点だと思いました。

どんな魚をかければバッドパワーを使うことになるのだろうか・・・笑

ラテオ

ラテオではサーフでソゲとカスザメを釣っています。

サーフ釣行の記事はこちら!

魚のあたり〜手元まで持ってくるまで

ソゲについてはそもそもサイズが小さく、あたりもごくわずかでいつの間にかついていたという感覚でしたのでここでは大物90cm台のカスザメを釣ったときの状況を記載したいと思います。

アタリはねっとりとしたアタリが手元に伝わってきてまるで藻にひっかかったような感じでした。
レギュラー寄りの竿なのでコツンと繊細に当たる部分は吸収してしまっており、ある程度しっかりと食ってからアタリが来ているのかなと思います。

よってショートバイトは少し取り辛いかもしれません。

その後のファイトについては竿全体がしなりフックアウトを恐れずに安心したやり取りはできました。しかし、全体がしなる分少しパワー不足を感じました。
※カスザメだから竿全体が曲がったわけではなくソゲのときも同様に全体が曲がっていました。

ランディングについては、少し苦労しており竿全体が曲がり復元力がやや弱く、遠浅で駆け上りもほとんどないサーフだったにも関わらずなかなか陸にあげることができませんでした。

ファイトとしては楽しく、またフックアウトを恐れずにやりとりすることができます。
しかし、ティップの感度とブランクの粘りがもう少しあればいいかなと感じました。

比較結果

2つのロッドで同じ魚を釣っていないので少し比較としては十分ではないかもしれませんが

概ね筆者の感じた結果は以下のとおりになります。

・ディアルーナ
ロッドパワーが強くティップはかなり繊細で多彩な情報を拾う。
シーバスクラスの魚であれば(たぶん)簡単に寄せることができる。
ファーストテーパー寄りで魚をバラしやすそう。
ややファイトに楽しみがない

・ラテオ
フッキングを意識せずにロッドの曲がりで魚がのる。
レギュラーよりでティップもそこまで曲がらないためバラシは少なそう。
ブランクスのねばりがやや弱く感じ魚を寄せるのに時間がかかる。
ファイトが楽しい。

つまり
自分からかけていって魚をさくっと寄せるならディアルーナ
フッキングをロッドに助けてもらって魚とのファイトを安心して楽しむならラテオ

かなと筆者は感じました。

まとめ

18ディアルーナと19ラテオを比較しましたが筆者の感想をまとめると以下の通りです。 

ディアルーナのメリット

  • ティップが柔らかくベリー〜バットが硬いためルアーの動きが手元に伝わりやすい
  • 魚をグイグイ寄せるパワーのあるロッドでパワフルなファイトが可能
  • 魚の繊細なあたりや地形変化、流れの情報をつかみやすい

ディアルーナのデメリット

  • 竿側からのルアー操作をティップで吸収してしまってルアーに伝わらない
  • ティップだけ曲がる手投げになってしまう
  • 簡単に魚を寄せれるためやりとりの楽しさが少し減る

ラテオのメリット

  • 竿側からのロッドワークではルアーに動きが伝わりやすい
  • 竿全体が曲がるため体を使ってフルキャストできる
  • 違和感なく魚の口にルアーを運び、フックアウトを恐れずファイトができる

ラテオのデメリット

  • 竿から手元への情報伝達は遅い
  • ロッドが曲がりすぎてルアーの動きが緩慢になる
  • 魚を寄せるためのパワーやブランクスの粘りが少なくキャッチまでに時間がかかる

総評としては比較的19ラテオが初心者向きかなと思いますが、すでにエンカウンターやシーバスハンターXあたりのロッドを持っており、次のロッドに買い替えを検討している方は上記のメリット・デメリットから自分にあうロッドをみつけてもらえばいいかなと思います。

18ディアルーナには筆者は十分使えるとは思っていますが、次出るであろう新ディアルーナには上記のデメリットがなくなるとより購入欲がわくかなと思いました。

メリットとデメリットを両方叶えることは難しいのでその間のロッドが出ると嬉しいです。
SHIMANOさんよろしくお願いします!笑

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