【神奈川メバリング】激臭!ガルプ液と化調のどぶ漬けワームでメバルが釣れるか検証してみた。

アジング・メバリング

釣れないなら対策を考えよう!

去年はアジングで惨敗
今年こそはコンスタントにメバルやアジを釣ろう!と1月4日に神奈川にメバリングに向かいました。

筆者は今まで数々の釣りをやってきましたが
ショアからの釣りでもっとも釣れていない釣りがアジング・メバリングです。

1g前後のジグヘッドにワームをつけたものやプラグなどのルアーを使ってアジとメバルを狙う釣り。

この釣りは本当に難しい
餌釣りや、サビキを使ったマイクロジグサビキなどでは釣れるのですが・・・
何故かワームやプラグではほとんど釣れず、特にワームではほぼ釣れた試しがありません!

しかし、釣れてる人は釣れている。つまり筆者の腕が悪いのです笑

技術やルアーの種類を変えることでは現状解決できてない・・・
のであればもっと基礎的なところから徹底的に考え直そう!と思い立ちました。

魚はどうやって餌を認識してる?

とりあえず論文を読んでみることにしました。

魚の摂餌行動における理論を解説した論文は以外と多く、すごく参考になるのでみなさんも探してみてください!

今回は数ある中から1つピックアップしました。参考にした論文は下記。

https://www.jstage.jst.go.jp/article/kagakutoseibutsu1962/14/10/14_10_648/_pdf

簡単にまとめると

魚の摂餌は「視覚」「臭覚」「味覚」の3感覚から行動を起こすということだそうです。

他にも「波動」を感知したり「音」で寄ってきたりと色々とあると思いますが

大きく食事をおこなう行動理論は

餌をみる→食べれそうな臭いがする→食べてみたらおいしい味がする

に尽きると仮定しました。

人間がステーキを食べる時に置き換えると

①視覚
こんがり焼けた肉から湯気がたっていてソースがかかっている
→おいしそう

真っ黒の肉、湯気もでていない
→まずそう

②臭覚
お肉のいい香りとソースの香りがまざった臭いが充満している
→おいしそう

無臭
→まずそう

③味覚
噛んだあとじゅわっとでる肉汁のうまみとソースの調和がばっちり
→おいしい

噛んだがゴムのようで味がない
→まずい

※人それぞれ美味しいと感じる感覚は違うのであくまで筆者のイメージです。

上記をイメージすると、魚にとってもやはりこの3点は重要であることがわかるかと思います。

  1. 視覚に作用し疑似餌に興味を持ってもらう
  2. 臭覚に作用し疑似餌を口に入れてもらう
  3. 味覚に作用し疑似餌を噛んだあとぺっと吐き出さないようにする

この3つを意識した時に筆者のやるべき対策は決まりました。

臭いと味をマシマシに!

臭い付きのワームは普通に販売されており筆者もいつも使っておりますが・・・

あの臭いじゃ足りない!淡麗な味わいでは筆者の腕では勝負できない・・・

今回は濃いめ多めのマシマシセッティングで勝負する必要があります。

まず濃いめから

上記ガルプ液をメイホーのリキッドパックにどばどばと入れる。

とりあえず家にある色んなワームを入れてみました。
これで何日間か放置すれば味と臭いがしみこむはず!

続いて多め!

ガルプ液だけではやはりうまみが足りない。
美食家の魚たちをうならせるにはあと一味足す必要があります・・・

そこで上記のヤマキだしの素を3パックほど導入!
これは絶対にうまい!

この味も臭いもマシマシの最強液に約1週間ほどつけこんだら・・・完成!

筆者作「マシマシワーム」です!

マシマシワームの検証!神奈川でのメバリング

神奈川の東京湾側、いける範囲で色々とランガンすることに。
時間は22時あたり、雪でも降るんじゃないか?と思うほど寒い。
※数日後に実際に雪が積もるほど降りました笑

しかしワームの準備はばっちりのため気分はノリノリでした。

さっそくマシマシワームをセットしキャスト。

底をとり、ねちねち誘う。
正直筆者はまだ誘い方を考察できておらず、何をしたら釣れるのか検討はついていない状態。

誘い方がわからないまま数投していると・・・ぐっ!と引かれる感覚が!

しっかりヒットし、引いているふぐみたいな引きでした。
しかしあげてみると・・・

まさかのメバル!

まさか?というか狙い通りではあるのですが・・・
本当にワームで釣れた経験がほぼなかったので驚きました。

臭いと味をしみこませる作戦は成功なのでは・・・と何投か試していると

ヒット!

またまたメバル!

サイズは小さいですがかなり順調に釣れる。

この後も10投毎くらいに1匹ずつメバルが釣れ、2時間で11匹釣ることができました。
サイズはすべて15cmないくらいだったのですべてリリース。

釣果は十二分だったので今回の検証は終了することにしました。
マシマシワームの威力恐るべし・・・

注意とまとめ

まずこの釣法の注意事項です。

①液がかなり臭う

書いてあるままですが臭いです。本当に臭いのでこぼすと地獄だと思います。

メイホーのリキッドパックだと一切こぼれる心配はなかったので液漬けの際は液漏れしない容器は必須だと思います。(筆者は最初食品用タッパやジップロックでやろうとしてましたが、しっかり閉めないと漏れる可能性が高く、危険な気がしたのでこちらのケースを購入)

②効果は持続しない

こちらも書いてある通りですが、表面上の臭いはだいたい10投もすれば消えます。
(中の味までは食べてないので不明・・・)
10投に1回ワームを変えて使用済みワームはもう一度液漬けにするか、処分するしかないと思います。

※何度も針を入れたワームは抜けやすかったりずれたりするので何度も使うことはあまりおすすめできません。

なのでちょっとコストパフォーマンスは悪い感じがします。

③色んな魚にマシマシワームがかじられる

実釣には書いてませんが実はふぐの猛攻を食らいました。

筆者の味付けがよすぎたのか釣りたい魚以外も寄せてしまいます

今回はふぐの猛攻でしたらもしもこれが「アジ」「シーバス」「鯖」「カサゴ」などなどであれば・・・
魚種限定解除最強マシマシワームになりえます。

一種だけを狙うのであれば少し強烈すぎるアピール力なので使用場所には注意してください。

まとめ

周りの釣り人は釣れていない中、筆者はそこそこコンスタントに釣れたのでやはり臭い、味が効いたのではないかなと思います。

コスパはやや悪いものの、まずは釣れてなんぼだと思いますので今までワームで釣ったことのない人はぜひおすすめ!

今度複数名で釣行に行く際は実際にマシマシワームVSノーマルワームでどちらが釣果を叩き出せるか検証してみたいなと思います。

釣果

  • メバル 11匹

使用タックル

  • ロッド:22月下美人MX 510UL-S・N
  • リール:月下美人MX LT2000S
  • ライン:アーマード® F+ プロ アジ・メバル150m 0.2号
  • リーダー:プレミアムマックスショックリーダー 0.8号
  • ルアー(ジグヘッド):月下美人 SWライトジグヘッドSS 1.0-#8
  • ルアー(ワーム):液ドブ漬けマシマシワームたち

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