冬の寒さに耐えながら磯に突入
1月になって、関東では雪が降ったりと完全な冬モードになってきました。
冬になり気温、水温が低下すると魚の回遊が少なくなり活性も下がるためルアーを使った釣りが成立し辛くなってきます。
そうなるとエサ釣りメインの釣りをしたくなるのですが、この時期でも関東近辺の堤防には人が多くてなかなか場所を取るのが難しい・・・
ということで磯なら、人もあまり来ないんじゃないかなと思い、南伊豆のタライ岬に行ってみることにしました!
タライ岬は、何回か来ているのですが、駐車場から磯場まで山道を超える必要があるため、アクセス方法も一緒に紹介したいと思います。
※タライ岬は場所によって釣座が低くなっており過去にも高波による転落事故が起きています。
磯場で釣りをするときは潮位や天気予報のデータだけを信用せず、必ず現地で波風の様子を見て、釣りができる状態がどうか判断し注意して釣りをしてください!
タライ岬歩道駐車場から磯場までのアクセス
タライ岬は、南伊豆の下田にある釣り場で駐車場から20分ほど山道を歩いて釣り場に着くことができます。
全体図と経路は下記の通り
基本「タライ岬」に向かっていれば釣り場に着くことができます。

①駐車場
タライ岬歩道駐車場はこのような広い駐車スペースがあり、10数台は停めれそうな場所になっています。

②1つ目の看板
駐車場を出て右手に抜けると車止めがあり、道なりにすすむと1つ目の分かれ道があるので、右の上り階段に進みます。



③2つ目の看板
階段を登りきると2つ目の看板が出てきます。
ここは、分かれ道がなくそのまま道順を進んで階段をおります。


④3つ目、4つ目の看板
3つ目、4つ目の看板も特に迷うところはなく、道なりをそのまま進めば問題ありません。
3つ目の看板


4つ目の看板


⑤5つ目の看板
5つ目の看板までくれば釣り場まであと少しです。
下り階段を降りてしばらくすると磯が見えてきます。


⑥釣り場到着
磯場まで行くと右手にロープで囲まれた道が見えるのでそれに沿って進んでいきます。
※3枚目の写真の磯場ルートは潮位が高い時は水没します。
その場合は手前石の階段を一旦上りエントリーポイントを探してください!



磯に到着して釣り開始!
イソメでロックフィッシュを狙うも・・・
やっとこさ、磯場到着して、誰も居ないことを確認して一番先端の広い釣座に行くことにしました。
3時ぐらいに到着して寒いはずなのに途中の道で体はポカポカ!
とりあえず、ブラクリにアオイソメをつけて投げて放置をしてみる!
が、当たりはない・・・
なにか他に釣れそうな魚は居ないかなとネットを調べてみたところ・・・
どうやらタライ岬の一番奥のポイントはクエが釣れるポイントらしいことが判明!
なにかクエを釣るための仕掛けがないかなとバッグの中を探してみると石鯛用のワイヤーハリスを発見!
以前、タチウオ釣り用に買って忍ばしていたのがこんなところで役に立つとは!!
こういったときのためにもワイヤーハリスをバッグに忍ばせておくと役に立ちますね!
石鯛用ワイヤーハリスをぶっこみ
ということで、コルトスナイパーXRとツインパワーSWを持ってきていたので、それを使ってクエを狙ってみることにしました!
ラインは、PE3.0号でリーダーはフロロ10号しか持っていないので本当にクエが釣れたらきつい装備ではありますが・・・これでやるしかない!
実際に作った仕掛けのセッティングはこんな感じでした。

事前にうゆしーが買っていたサバの切り身をもらい、房掛けでつけてみて投入!
50m先はキャストしましたが障害物がなく砂地。
そのままずるずると引きずっといてると
手前30mほどで根があるポイントがありました!
あとは、ドラグを弱めて放置して待ってみることに・・・
魚がヒット!しかし!!
30分ほどして、ふと竿を見てみるとコンコンと魚の当たりが!
落ち着いて、ドラグを強めて合わせてみると無事ヒット!
しかし、根が多い場所だったためすぐに根に潜られてしまいました。
焦って力づくで根から引き剥がそうとしたところ、うゆしーに糸に軽くテンションを掛けてまってると魚が出てくるよとアドバイスをもらったので待ってみることに。
画像イメージはこんな感じです。

しばらくすると、竿がピクピクして魚が動き始めたので合わせてみると引きずり出すことに成功
でも、すぐにまた根に潜られてしまいました。
もう一度同じように引きずり出そうとしたのですが、魚の動きに合わせておもいっきり引っ張った時に糸が切れてしまいました。
ドラグを強くしめすぎていたのと1度目の根に潜られた時に無理やりひっぱったせいでPEに傷が入っていたのかもしれません・・・
悲しみに暮れながら、仕掛けと餌が残っていたので再度同じ仕掛けをセッティングして再度投入してみることに
先程の反省を活かし、力強くポンピング
また、30分後同じような当たりが来たので喰うのを待って合わせ!ヒット!!
先程は、かけたタイミングで根から素早く遠ざけることができず根に潜られてしまったので今度はかけたタイミングで大げさにポンピングすることを意識してみました。

ポンピングを意識しましたが、根に潜られました。
しかし今度は冷静に魚が動き出すまでしっかりと待ち、魚の動きにあわせて引き上げました。これでラインに傷はさほどついてないはず!
今度こそ潜られないように即ポンピングをして一気に海面まで持ってくることに成功!
一旦空気を吸わせるとある程度大人しくなるので後は丁寧にランディングするだけ。
海面に顔を出した・・・なんとウツボでした。

ウツボは冬が旬!これは絶対に美味しいぞとわくわくしながら持って帰ることにしました。
※ウツボは陸にあげてもかなりの時間生きています。
かなり狂暴で手や足を狙ってかみついてくるので注意し、ハンマー等の鈍器で頭を狙い確実にしめてから触ってください。
持ち帰ったウツボはうゆしーに料理してもらいました。すごく美味しかったので料理については別記事で紹介します!
反省
今回、クエは釣れませんでしたが無事ウツボが釣れました。
1匹目のばらしたときも同じような引きだったため、ウツボだったと思います。
今回の1匹目をばらしたときの反省点は、根に潜られた際に焦って竿を動かしてしまったこととドラグの調整です。
焦って竿を動かしたことで、ラインが根に擦れて切れてしまったと思います。
これは、根に潜られても待てば出てくることがあると知らず知識不足から焦ってしまったことによる行動でした。
またドラグをゆるゆるにしている状態から合わせの時に調整する際、強すぎたり弱すぎたりまばらになってしまいます。
こちらも「早く合わせないと」と焦る気持ちが先行し、ドラグ確認の余裕が作れてなかったのかなと思います。
今回の釣りは事前にもっと勉強して現地で焦らないようにしっかり知識をつける必要を改めて感じました。
しかしながら!何はともあれ釣れてよかった!
こうやって試行錯誤して今まで釣れなかった魚を釣りあげれるようになることが釣りの楽しいところですね!
皆さんも釣れないときは色々と考察してみたり、釣具屋さんや釣りに詳しい人、ネットなどで調べて色々試してみてください。
本ブログでもどんどん情報発信するので参考にしてもらえるとうれしいです!
釣果
- ウツボ 1匹 90cm
使用タックル
- ロッド:SHIMANO コルトスナイパーXR S106H/PS
- リール:SHIMANO ツインパワー SW 6000HG
- ライン:Xブレイド アップグレード 3号
- リーダー:グランドマックスショックリーダー 10号
- 仕掛け:OWNER(オーナー) 遠投石鯛ワイヤー仕掛 17号
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