3月中旬、いきなり気温が20℃に!?
こんにちは、うゆしーです。
3月に入りどんどん気温が上がっていく中
日中はすでに最高気温が20℃前後!
3月初週は10℃を超えるかどうかぐらいだったのに対して急に気温があがりました。
気温があがるということは・・・水温も合わせて上昇します。
釣行当日の水温は到着時点で15℃!
シーバスの好む水温は15℃~18℃。
なので、
- 寒い時期に沖に行っていたシーバスが帰ってきて川シーバスの個体数が増加
- 適温に近いため活性がかなりあがる
の2点が主な理由で、そろそろ東京湾付近はシーバスシーズンの本格開幕か!?
と筆者はわくわくしております笑
当日の状況は?
- 日時:2022年3月(17時~20時)
- 天気:晴れ
- 気温:15℃
- 風:ほぼ無風
- 潮:長潮(下げ8分〜干潮)
- 水質:澄み気味
今回は筆者のホーム多摩川の大師橋付近のオープンシャロー帯で釣りをすることにしました。
夕マズメ付近に現地に到着しすぐにベイトチェック!
水面を見てみると・・・
3cmくらいの大量のハク!
そして川を眺めていると・・・
飛び跳ねるでかいボラ!
目視ではイナッコやコノシロ、ハゼ等は特に見えなかったので
「まさか難攻不落のハクパターンか!?」
と筆者的にはあんまり好ましくない状況。
ベイトはたっぷりでいい雰囲気なんですけどね・・・
河口なので長潮の影響をもろに受けており、大潮の時ほど強くは流れておりませんでした。
しかし長潮といっても1日2回動く潮の干潮時、満潮時のどちらか1回がだらだらと長く続くだけで
2回中1回の潮はしっかりと動きます!
今回は日中から夜にかけての下げが効いており、こと多摩川においては小潮~中潮相当には流れがあるかなという感じでした。
夕まずめからスタート!
筆者はナイトゲームを主軸にシーバスを狙っています。
デイゲームはまだまだ初心者で、今までの釣果の約8割はナイトゲームです。
(デイパターンで釣れる場合もマズメが絡むことがほとんどです。)
とりあえず広範囲に探れるバイブレーションを軸に作戦を組み立ててみました。
まずメタルバイブで広範囲に探ってみるもアタリはなし。
メガバスさんのCUTVIBでメタルより少しスロー気味にフォールで誘ってみましたが、ボラがアタックするのみ。
やっぱりハクパターンなのか、なかなかヒットがないまま時間が過ぎていきました。
バイブレーションでアタリがなかったのでマルジンさんのUKベイトに変更。
底付近をただ巻きで誘っていると・・・
ごつん!
と強いアタリがあり、下にごんごん!と引かれました。
しかし残念ながらバラシ・・・。
とりあえず1つ言えることは、十中八九シーバスではなくおそらくチヌだと思います。
ワームを底付近で使用するとチヌが釣れる率が格段に上がりますね。
場所によっては多摩川はマゴチなんかも釣れるので他魚種狙いなら楽しめるかもしれません!
そんなこんなで夕マズメ終了。ナイトゲームに突入しました。
X-80SWのジャーキングでヒット!
夜になったのでまず表層から狙おうかなと考えながら川を眺めていると・・・
ぱしゃぱしゃ!
とイナッコサイズの魚が暴れている・・・!
流れの問題か、夜になったからか、理由は不明ですが日中表層では見かけなかったイナッコが何か所かに集まってきました!
そして時折。
ばしゃばしゃ!
と激しくイナッコが逃げ回り、まるでフィッシュイーターに追われているような感じ。
シーバスだな!と筆者はわくわくしながらトップを狙うことに!
まずクロスウェイクでド表層をがつがつ狙っていきましたが・・・
たまにイナッコがコツン!とぶつかるような感覚はあるもののシーバスが食いつくような感覚はなし。
1枚下のレンジかな?と思いガルバ87Sをロッドを立てながら巻いていると・・・
どん!と明確なバイトがでましたがヒットまで持ち込めず。
そうこうしていると、同行者のみやぶーが「かかった!」と雄たけびをあげていたので様子を見てランディングのお手伝いに向かいました。
どうもミノーのジャーキングで釣れたようで、筆者もマネしてジャーキングしてみるか!
ということで、X-80SWでジャーキングをしてみることに。
同日みやぶーがジャーキングで釣った記事はこちら
キャスト後、3秒くらい沈めてから横方向に竿をジャーク。
糸ふけをリール1回転で回収できる振り幅でロッドしゃくっていると・・・
3投目、ぬるっ!とした感覚で手に伝わり急に竿に重さが。
「ごみかな?」と思いジャークをやめてリールをぐるぐると巻いていると・・・
じじじっ!とドラグが唸りだしました。
おお、魚か!とゆっくり寄せましたがあまり走らずエラ洗いもなし。
なんだろう?と思っていると手前で急に暴れ始めました。
ただラブラックスが仕事をしてくれてなんなく寄せることに成功!

60cmのシーバスでした!
ジャークに変えてすぐのヒット!みやぶーありがとう!
そしてX-80SW。巻いてもジャークしても釣れる筆者のお気に入りルアーの1つ。
特にジャークとジャークの間、一瞬止まるタイミングで水平気味にゆらゆらとフォールし、ジャーク時の抵抗も強すぎず弱すぎず、ほどよいしゃくりごこちで扱いやすさ抜群です!
5年前に筆者が東京に来て、東京シーバス用に初めて買ったのがこのX-80SW。
扱いが簡単で、釣れるパターンも豊富。
シーバス釣りを始めたばかりの人はまずこのミノーを買うことを強くおすすめします!
まだまだ釣れそうな状況でしたが、本日はこのあたりで納竿。
数は出ず、夕マズメは不発でしたが、ナイトゲームではなんとか1匹出せてやや不完全燃焼ですが、今後の筆者の課題が把握できた釣行でした。
※主にデイゲームとハクパターンの攻略方法を今後考察していきたいと思います。
まとめ
今回の釣行で推したいポイントは下記2点。
- 長潮でも釣れる
- ベイトが山盛りの時はその中でひと際目立たせる誘いをすること
です!
①長潮でも釣れる点。
長潮といっても1日1回は潮が動くタイミングがあります!
むしろ若潮や小潮よりもその1回のタイミングだとより大きく潮が動いてる場合もあります。
海釣りにおいて、潮の動きはとても重要ですし、河口付近でも潮の影響を大きく受けます。
なので潮を意識して釣りをすることが釣果への近道だと思います。
その中でやりがちなのが名称で判断してしまうこと。
「大潮」「中潮」だから釣れる!であったり
「長潮」は釣れない!であったり・・・
もし大潮だから!いい潮だから!と判断されている方がいましたら、
ぜひ潮の動きを潮汐表をみて考察してみてください!
今まであまり意識していなかった方は下記サイトなどでお近くの潮回りを確認してみてはどうでしょうか?

※意外と中潮でお潮回りが悪かったりすることもあったりと見てるだけでも筆者はわくわくします。
②ベイト山盛りの時の釣り方。
今回は比較的ベイトが盛りだくさんの日。
ルアーを巻いているとベイトにコツコツと当たることが多々ありました。
そんな日は意外と普段通り巻くだけでは釣れない・・・
何故なのか筆者なりに考察してみましたが
みなさんがお腹が空いていて家に食べ物が1つしかない時
よほど「✕✕が食べたい」などの思いがない限りそれを食べると思います。
しかし家にいっぱい食べ物があったらどれを選ぶかはその人次第!
それは魚も一緒だと思います。
なので!ベイト盛りだくさんの時はとにかく
「目立たせること」
が重要だと思います。
シーバスに考えさせる暇を与えず、ベイトの中でひときわ目立たせることができればベイトがいっぱい居てもシーバスはルアーを選んで食べてくれるのではないのか?と筆者は思います。
その方法として、ジャーキング、高速巻きでのストップアンドゴーなどなど
リアクションの強い誘いをすることが重要です!
これらを駆使してシーバスを狙うことでより釣果が伸びると思います!
釣果
- シーバス 60cm 1匹
使用タックル
- ロッド:21ラブラックスAGS100ML
- リール:ルビアスエアリティ LT4000-CXH
- ライン:X-BRAID UPGRAD X8 0.8号
- リーダー:グランドマックスショックリーダー 3号
- ルアー:X-80SW
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