みなさん、こんにちわ!うゆしーです。
22イグジストの各番手が次々と登場していますね!
そんな中で筆者はLT2000S-Pを購入!
同番手のルビアスエアリティを去年から愛用している筆者ですが・・・
どれだけ違いがあるのか比較してみたいと思います!
22イグジストLT2000S-Pはどんなリール?
まず開封してみた
購入し、釣具屋から帰宅!
わくわくしながら早速開封してみました。

黒基調の高級そうな質感の箱に「EXIST」の文字がひかっています。
いざ開封

まず外側をスライドさせ包装をどけると・・・また箱笑
高級リールだけあって梱包も頑丈です。

重々しい上蓋をとるとリールがすっぽり収まるように切り抜かれたスポンジ。
そこにリールがささっていました。
※糸巻は事前にお店でしていただいています。

しっかりめのリールカバーも箱の中に入っていました。

くみ上げておいて写真撮影。
きれいに鏡面反射してすさまじい高級感が出ています。
所有者の心を満たす最高の見た目。
実際に軽く巻いてみると・・・ややグリスがなじみきってないのか少し重く感じるものの、ハンドルから伝わるノイズが全くない。
そしてドラグ音、ぜひ店頭できいてみてほしいのですが
ダイワさんのリールに多い小さなすずがなるような優しいドラグ音ではなく、カンカン!と強い思い音がなります。
ダイワさんの小型番手のドラグ音は日によっては聞こえにくく、ドラグがどれだけ出てるかわからないこともあり、これくらい強く鳴ってくれたほうが筆者的にはありがたい笑
箱だしレベルでは筆者的には大満足のリールです!
機構について
イグジストの公式ページにのっているテクノロジーで今回22イグジストで新たに採用された「エアドライブデザイン」
こちらが一番の突出した部分だと思います。
本記事では機構はかなりざっくりと紹介し
ルビアスエアリティの比較
をメインに記載したいと思いますので
より詳細を知りたい方は下記URLより確認してください!

エアドライブデザインでは
- エアドライブローター
- エアドライブベール
- エアドライブスプール
- エアドライブシャフト
の4つのパーツがそれぞれ大きく変化しており
- リールバランスの向上
- 回転レスポンスの向上
- ライントラブルの減少
の3点が向上しているようです。
DAIWA公式動画でしっかり解説されているためこちらを見てもらえればイメージはつきやすいと思います。
実際に筆者が使って
「トラブルレス」と「ドラグ性能」の2点については
驚くほど変化しているように感じました。
スペック
巻取量 (cm/1回転) | ギア比 | 自重 (g) | 最大 ドラグ力 (kg) | 糸巻量 ナイロン (lb-m) | 糸巻量 PE (号-m) | スプール径 (mm) |
64 | 4.9 | 155 | 5 | 3-150 | 0.4-200 | 42 |
ルビアスエアリティLT2000S-Pと比較してみた
筆者が1年ほど使ってきたルビアスエアリティLT2000S-Pが今回購入したリールと同じ番手になります。
せっかくなので比べてみることにしました。
公式上の価格差は約4万!
果たしてこの4万の差はあるのでしょうか・・・?
重量差とバランス
まずはそれぞれの重さです。

ルビアスエアリティの自重はPE0.3号150m巻きで153g。
公式ページでは150gと記載があるため糸が3g分なのか
筐体自体も±数gはあると思うのでだいたいこのくらいが妥当かなと思います。

大して22イグジストPE0.3号150m巻きで155g
ルビアスエアリティより2g重いものの体感はできません。
むしろローターが軽いためか、持った感じはイグジストのほうが軽く感じます。
少し違和感があるのが公式での重量が155gに対して糸巻後も155g。
糸巻前をはかっていないのでなんとも言えませんが、155gより2~3g軽かったのかもしれません。
続いてプレッソAGSにそれぞれリールをつけたときのバランスです。

ルビアスエアリティの場合リールフット前方からコルクに差し掛かかったあたりでちょうどバランスがとれました。
筆者はエリアトラウトで半年間ほどルビアスエアリティを使っておりましたがこのバランス感で別段違和感を覚えることはなく、とても投げやすかったです。
対してイグジストの場合は・・・

ルビアスエアリティとくらべ気持ちリールフットに近づいたかな?
くらいの場所でバランスがとれました。
正直大きな変化はないですが、この微々たる変化が持っていると感じられる少しだけある重さの差なのでしょうか?
実際キャストしてみましたが・・・気持ちルビアスエアリティよりも振りぬきやすいような・・・?
高い買い物だったので筆者の先入観かもしれませんが笑
「重さ」、「バランス」に関しては
筆者としてはどっちも気持ちよく使えるが、しいていうなら
自重の重いイグジストのほうがロッドにセットすると少し軽く振りやすく感じました。
巻き心地
端的に書きます。
どちらも巻き心地は気持ちよく、ノイズがでるようなことは一切ありません。
ルビアスエアリティは1年ほど使用しましたが、それでも巻きに違和感はない状態です。
では、しいて違いを出すとすれば何かあるかなと考えた場合。
筆者の感覚では
- ルビアスエアリティ→サラサラ巻ける
- イグジスト→ぬるぬる巻ける
です!
ルビアスエアリティは特段ノイズがあるわけではないのですが・・・イグジストのほうがぬるぬる感が強く、より滑らかに感じました。
ただし、巻き感の違いで実釣に差がでるかといわれると・・・筆者はでなかったです笑
糸がらみのしにくさ
今回の筆者が一番実感したのはこの「糸がらみ」について劇的に変わったという点でした

上図はイグジストを後ろからとった写真です。
写真だと少しわかりにくいですがローター部分が一体成型で円状にリールを包んでおり
内部の引っ掛かりそうなところよりもローターがでっぱっていることから
糸がリール内部に入ることがありません!
※使用回数3回+扇風機で意図的に絡ませようとした結果いまのところなし。

対してルビアスエアリティはローター部のいたるところにひっかかりそうなポイントがあります。
ルビアスエアリティを使用していてキャスト時に何か問題がでたことはありません。
しかし!何日も釣りをしていると・・・
- 「突然の突風などの自然現象!」
- 「急なくしゃみなどの生理現象!」
- 「やばい!タモ入れお願い!などの友人へのヘルプ」
などなど、いろいろなことが起こります。
そんなときふと目を離したり、手を離したり・・・
一瞬の隙に糸がふわっと浮いてリールの裏側に流れてしまう。
流れてしまったが最後、リールの裏側の機構部分に糸がひっかかってしまう!
なんてことを半年間の間ほぼ毎週使用して数回程度おこしたことがあります。
しかしイグジストは意図的にラインをリールの裏側に持ってきて巻いてもひっかかりませんでした!
機構上確かにそうなるのが当然だとは思いますが・・・
筆者としてはこの「糸がらみ」が激減したことがイグジストに変えて一番感動したことでした。
まとめ
まず比べた3点をまとめると。
- 重量、バランスについて
ルビアスエアリティのほうが軽いが、実際にロッドにつけて持ってみるとイグジストのほうが
少しだけ軽く感じ、振りぬきやすく感じた。 - 巻き心地について
どちらもノイズはないが、よりぬるぬると巻けるのはイグジストのほうだった。 - 糸がらみついて
イグジストの一体成型のローターではほぼ糸がらみは起こりえないのでないか?
と思うほどにトラブルがなくなった。
「トラブルレス」がもっとも際立って感じることができ、筆者としては大満足なリールなのですが・・・
10万は少し高すぎるかも??笑
実釣に影響がでるトラブルも基本的にはおこることはないので、これで価格差が約4万あると考えると・・・
12万出してルビアスエアリティを2台買うほうがコスパ的にはいいのかもしれません。
- イグジストの「見た目」、「ブランド」等、イグジストが欲しい!という方。
※筆者は所有欲を満たすために購入しました笑 - 手の感覚が繊細でより高次元の巻き心地を常に感じていたい方。
- ルビアスエアリティを使用していてトラブルが多いと思った方。
はイグジストの購入を検討されてはいかがでしょうか?
対して上記に当てはまらない人はルビアスエアリティを筆者はおすすめします!
追記:実釣インプレとドラグについて
本記事ではふれませんでしたが・・・
イグジストの実釣では60cmオーバーのトラウトをキャッチすることができ
その際はドラグが大活躍!
かなりスムーズにドラグがでて、きつめに締めていましたが、
走るときはざざっと糸がでて、落ち着いたときはしっかりとドラグがきいてぐいぐい寄せることができました。
このドラグの「レスポンス」「追従性」はすさまじい進化を遂げたと思います。
その時の記事はこちら!よかったらみてください!
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