デイシーバスの時期がやってきた
こんにちわ、こんばんわ、うゆしーです。
4月も下旬になりもうすぐ5月。
潮の動きが夏パターンへとシフトしていますね。
夏パターンの潮について具体的には
夏のほうが冬に比べて昼間の潮の動きが激しくなります。
つまり潮にのって入ってくるベイトやフィッシュイーター量、活性は比較的日中のほうが高くなる傾向にあります。
興味がある方は下記サイトなどで夏と冬の潮を見比べてみてください!

筆者はシーバス狙いにおいて、ナイトゲームのほうが好きなので、ここからは辛いシーズンに突入といったところです。
ナイトゲームは
- 比較的シーバスの警戒心が薄れている
→糸の太さやルアーのシルエットに気を配る量が減る - シーバスがルアーを見つけ辛い
→ゆっくり糸を巻いてルアーをしっかりとシーバスに見せる
※ナイトでも明暗の強い場所はデイゲーム寄りの発想になります。
対してデイゲームは
- シーバスの警戒心が強い
→仕掛けに気を配る必要がある - シーバスがルアーや仕掛けをしっかり見切る
→早く巻く、リアクションを強くする、シーバスのお尻側から顔側に抜けるルートで通すなど、見切られにくい方法をとる必要がある - ストラクチャーや明暗部に隠れがち
→根がかりそうなフィールドを果敢に攻める必要がある
簡単にまとめるとデイゲームは「見切られないような工夫」と「根がかりそうなポイントを狙うこと」がパターンとして多く出てくるのです!
水面付近をペンシルベイトでドックウォークさせて誘うパターンやウェイクベイトで狙うパターンが成立するような日や場所もありますが、筆者的にはバイブレーションやワームで全層(特にボトムから中層)を探しているほうがヒット率は高いです。
今回は夕マズメの釣行でボトムを狙っていた際に失敗したことを記事にしたいと思います!
当日の状況は?
- 日時:2022年4月下旬(15時~19時)
- 天気:晴れ
- 気温:17℃
- 風:風速4m
- 潮:長潮(上げ7分〜下げ8部)
- 水質:やや濁り気味
今回は筆者のホーム多摩川、殿町付近で夕マズメのシーバス狙い。
夕マズメの少し前から満潮となり、日の入りに向かいながら下げていく時間帯を狙った釣行です。
駐車場に到着し現地入りが15時過ぎ。
水面を見てみると・・・大量のハクが岩場のコケを食べていました。
そして時折ボラ?のような魚がぴょんと跳ねていました。
それ以外のベイトは見当たりませんでしたし、シーバスのボイルもなかったです。
風速は4m程度と天気予報ではいってましたが、現地は後ろに建物があるせいか、ビューっと強い風が吹くときと全く風が吹かないときと交互にやってくる感じ。
タイミングを見計らえば特にキャストに影響が出るわけでもなく、デイゲームということもあり、ライン先行でルアーを流す場面もほとんどないのでやりにくいということは特になかったです。
たまにシーバス船のようなボートが遠くで止まってすぐに移動してました。
あんまり魚っけがないのかなーと不安になりましたがとりあえず釣行を開始することに
新しいラインを試すため色々投げてみる!(いきなり余談)
今回の釣行から筆者は新しいPEラインを試してみることにしました。
その名も・・・
「シーバスPE パワーゲーム デイタイム」
もともと、シーバスPEパワーゲームはノンコーディングラインで汽水域でも水の上に浮きやすく、表層ドリフトの釣りには最適でした。
対して今回のデイタイムはコーティングありのラインのため少し沈むのかな?と思い試すことに。
詳しくは下記ページを参照してください!
http://www.torayfishing.net/lure/line/lin_028.html
筆者が選んだのは1号のライン。
とりあえず5gから40gくらいまでの色んなルアーを投げてみましたが
少し沈むかな?程度で極端に重くなったような感じはありませんでした。
またパワーゲームのコシの強さは健在で、トゥイッチやジャークの糸を引っぱってルアーに動きを与える釣りの際も応答速度は高く、本当に少し沈むかな?程度の変化しか感じられませんでした。
大きく変わったところといえばラインカラー。

画像のような何とも言えない赤みがかった色。
なんでも漁師さんの使う網の色をヒントに自然界に存在するカラーを求めた結果この色になったようですが、筆者的には少し見辛い?
パワーゲームは白色のラインだったこともあってデイタイムがより見辛いように感じました。
ただ、中層~下層をバイブレーションやワームで早まきして狙うような釣りではラインが走る前に手元に伝わる感覚でヒットが取れるのであまり問題ないように感じます。
余談が長くなりましたがここまで数十投してアタリは特になし!笑
夕暮れ時になってきて潮も下げに変わってきたので本番開始です!
鉄PAN Vibでヒットするが・・・
Jacksonの鉄PAN Vib 14gをセット。
表層から順番に探っていくことに。
鉄PAN Vibは激しい波動、そしてエビりにくく安価。
筆者はこのルアー、このカラーでランカーを上げたこともあり、初心者の友達には最初に勧める最強メタルバイブです!
あと筆者のメタルバイブを選ぶ基準が1つあります。
それは・・・「アイがより少ないもの」
です!
※鉄PAN Vibのアイは1つです!
え?アイがいっぱいあったほうが色んな波動を出せたり対応力が増すんじゃないの?と思う方が多いかもしれませんし、実際使い分けれるならその通りだと思いますが・・・
筆者は3つ以上アイがあるものを状況に応じて使い分けることはできません!
(正直1つのルアーで3つ以上のパターンを考えるのがややこしい・・・)
そしてなによりルアーメーカーさんが
「うちはこの少ないアイで十分釣れるだけのルアーを作ったんだ!」
という強いメッセージ性を感じることができ、筆者自身強く信頼することができるのでアイが少ないものを選ぶようにしています。
またまた余談が長くなってしまいましたが、17時半になり下げが効き始めました。
特にベイトっ気が増えるわけでもシーバスのボイルがあるわけでもなく、今日は表層ではでなさそうです。
周りの釣り人とも少しお話しましたが、全然釣れていない様子。
少し離れたところでチニングをされていた方が1匹チヌを上げていたのは見えましたがシーバスっ気は皆無。
とりあえずトップではなく中層~ボトムを重点的に狙っていくことにしました。
少し根が入っているため時折、こつん!と岩場にぶつかるような感触が手に伝わってきましたが、とりあえずガンガン攻めてみました。
激しく根がかるようなこともなかったのでボトムを中心に1秒2回転くらいの巻き速でストップ&ゴーを繰り返していると・・・
ヒット!
ぐぐっと強くひっぱられるような感覚があり、元気に走り出しましたがバラシてしまいました。
時合いかな?とさっきのヒットパターンを試していると・・・またまたヒット!
次は絶対にかけるぞ!とおもいっきりフッキングすると・・・!
ぶちっ!っとラインが切れてしまいました!!
やらかしたなー・・・とショックを受けていましたが、比較的手前に糸があり手繰り寄せることができそう!
とりあえずゴミにならないように回収しているとブルブル!と何か生命反応があり、そのまま手繰り寄せていくと・・・

42cmのシーバスがついていました笑
船で餌釣りする際に糸を手繰り寄せてランディングすることは結構ありますが、おかっぱりで30mほど手繰り寄せることは初です笑
なかなか面白い経験ではありますが、できればもう一生経験はしたくないかもしれません。
このあと糸の状態を確認するために巻き取りながら状態を確認していましたが、10mくらいささくれが続いていました。
デイタイムの強度が高いためか、手前の根にたまに糸が擦れていたことには気づいていましたが全然切れる気配がなかったので普通に釣りを続けてしまっていましたが・・・
これが大失敗で、糸にはちゃんとダメージが残っていました。
ライン管理ができていないのはよくないですね。
ともあれ、ルアーも回収でき、シーバスも上げることができ、ゴミを残すこともなかったので今回は事なきを得たかなと筆者の中では一安心。
シーバスを狙った実釣としてはわずか1時間程度でしたが今回は納竿することにしました。
まとめ
今回は糸の管理の重要性を再認識する釣りになりました。
筆者は釣れたあとや時間経過でリーダーを変えるようにしています。
また家に帰ってからメインラインを2~3mほど切るようにしてライン管理をおこなっていましたが・・・ボトム狙いをメインにした場合、手前のストラクチャーに糸がおもったよりも擦れている場合があること、そして擦れたラインはふとした拍子に簡単に切れることがわかりました。
たぶんあまりルアー釣りをされない方でも頭の中では糸が痛んだら切れるだろ!と理解しているとは思いますが、自身が思っていたよりも糸の消耗は激しいんだということを念頭において釣りすべきだなと勉強させていただきました。
ストラクチャーにがりがりと擦れていなくても少し通しただけで糸は摩耗していきます。
みなさんも釣行中も極力糸の様子を気にしていただければと思います。
釣果
- シーバス 42cm 1匹
使用タックル
- ロッド:21ラブラックスAGS100ML
- リール:ルビアスエアリティ LT4000-CXH
- ライン:シーバスPE パワーゲーム デイタイム 1号
- リーダー:グランドマックスショックリーダー 3号
- ルアー:鉄PAN Vib 14g
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