ウマヅラハギをまるごと美味しく食べたい
どうも、みやぶーです。
先日、金沢八景で忠彦丸さんでライトウィリー五目に挑戦し、
ウマヅラハギを釣ることができました。
筆者は何度かウマヅラハギを釣ったことがありますが
今回は今までで一番大きく30cmぐらいありました。
お腹もパンパンと肝もかなり多そうだったので
肝を有効活用できる調理を作りたいと思います!
なにか良い料理がないかなと調べてみると
ウマヅラハギの身と肝を使ったなめろうが美味しそうだったので作ってみることにしました。
ウマヅラハギの下処理は一般的な魚と違うところがあるので
下処理についても詳細に説明したいと思います。
釣りの様子の記事はこちら。良ければ見てください。
レシピ
材料
- ウマヅラハギ 1匹
- 味噌 スプーン山盛り1杯
- ネギ 適量
- 料理酒 適量
作り方
下処理
①ウマヅラハギの表面を洗う

②皮をはぎやすくするため、以下パーツを切り落とす
・口
・角
・背びれ
・腹びれ
・尻尾
ポイント
角は包丁では切断しづらいため、調理バサミを使うのがおすすめです。

③皮を剥ぎ取る
まさにハギの名前にある通り、皮を剥ぐのですがとても簡単にツルッとむくことができます。
ポイント
口元からきっかけを作ると剥きやすいのでおすすめです。
目と胸びれ部分だけは特に剥がしづらいので特に慎重にやるのがいいと思います。


④目の後ろに中骨あたりまで包丁を入れる
ポイント
肝まで包丁を入れないように注意しましょう。
角近くは硬めの骨があり包丁が通らないため、気持ち後ろから包丁を入れましょう

⑤切り口を持って内臓を引き剥がす
ポイント
強く引き剥がしすぎると、肝を傷つけてしまう可能性があるので注意しましょう。

⑥内臓を取り出して肝と消化器官だけ先を切り分ける
ポイント
にが玉を潰してしまうと肝が臭くなってしまうので注意しましょう
⑦肝を取り出し、料理酒に10分ほど漬けておく

⑧ウマヅラハギの身を三枚おろしにする
ポイント
背骨付近に残った身はもったいないのでスプーンですくいましょう。


⑨血合い骨を取り除いてサクにする

調理
①下処理で作成したサクをぶつ切りにする
②肝を加えて包丁で叩いてペースト状にする
ポイント
叩いたときに粘りが出るぐらいまでチタタプといいながらよく叩いてください

③味噌とネギを加えて全体に馴染ませる


④器に盛り付けたら完成!

食べてみた感想
作りたてを早速食べてみました。
まずはなめろう単体で一口パクリ。
う、うまい!
ウマヅラハギのあっさりとした身に肝が加わってとても濃厚な味付けとなっていました。
肝をそのまま醤油に漬けて食べると一口で終わってしまうところですが
なめろうにすることで美味しさが続いてかなりお得ですね笑
なめろうといえばお酒!
ビールで流し込むと濃厚な味とマッチしてビールが進む!!
食感に関しては、今回叩きすぎたからか
ネギ以外ペースト状になっていて少し物足りなく感じました。
筆者としてはすこし身を残してあげたらよかったなと思いました。
今度はご飯と一緒に食べてみましたがこちらも美味しくぺろり。
酒の肴にもご飯のおかずにもなる最高の料理でした!
筆者は最初ウマヅラハギのなめろうって美味しいの?と思っていました。
しかし、青魚とは違い肝を加えて食べることができるので
なめろうの濃厚な味わいが一層引き立ち病みつきになりそうなほどです。
ハギ系の魚はあまり釣る機会が少ないのですが
これだけ美味しいのであればカワハギ船でいっぱい釣ってまた食べたいなと思いました。
皆様も簡単に作れますのでハギ系の魚が釣れた場合は作ってみてはいかがでしょうか?
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