【珍しい魚を初調理!】ヒメ(別名:トンボ)の干物!イサキと食べ比べてみた

料理

船釣りで珍しい魚が釣れた!

どうも、みやぶーです。

先日、金沢八景の忠彦丸さんでライトウィリー五目に挑戦した際
下の画像のような魚を釣ることができました。

初めて見る魚でホウボウやエソに近い種類の魚かと思っていましたが、
陸について船宿の方に聞いてみると「トンボ」という魚らしい。

仲間全員も全く聞いたことがないらしくどんな魚か調べてみると以下のサイトがヒットしました。

ヒメ | 魚類 | 市場魚貝類図鑑
「ヒメ」の生息域や生態などの基本情報から地方名・食べ方・料理法法・料理例・加工品などを写真付きで解説。「市場魚貝類図鑑」は水産物関連著書多数のぼうずコンニャク主宰。掲載種は2500種以上。

「トンボ」というのは関東での呼び名で全国的にはヒメというらしく
水深100〜200メートルにいる深海魚で船釣りでしか釣れないような魚みたいでした。

釣り上げて時間が経つと色あせてしまっていましたが
釣り上げてすぐは色鮮やかでまさにヒメという名前がふさわしかったです。

味の評価はまずくない程度で評価としては微妙らしい笑

唐揚げ、干物にすると美味しいらしく干物にして食べてみることにしました。

今回は比較のため同時に釣れたイサキも干物にして食べ比べしてみました。

ちなみに船釣りしたときの釣行記事はこちらです。
こちらも良ければ見てください!

レシピ

材料

  • ヒメ 1匹
  • 塩 少々
  • サラダ油 少々

作り方

下処理

①ヒメの表面を洗い、鱗を取る

 ポイント
  ヒメの身はとてもやらかいため鱗を取るときは力を入れすぎないように注意しましょう
  また鱗は大きく食感に影響するのでできるだけ残さないようにしましょう

②内蔵、血合いを取る

③刃先を腹側に軽く入れて中骨に沿って尾まで切り開いて中骨をとる
※今回筆者は中骨を取るのを忘れていましたが、取ることをおすすめします。

調理

①鍋に水、塩を加えて濃度10%の食塩水を作る

②常温で1時間食塩水につけておく

 ポイント
  身全体をつけるためにもキッチンペーパーなどで落とし蓋を
  してあげることをおすすめします。

今回はイサキも一緒に干物にしています

③魚を鍋からあげて、キッチンペーパーで水分を拭き取る

 ポイント
  水分が残ったまま干物にするとくさみが残ってしまうので
  できる限り水分を拭き取ってください

④魚を干して乾燥させる
気温が低く涼しい季節は外干しがオススメですが夏場は腐ってしまうので注意。
今回は夏場だったので冷蔵庫で干しました

 ポイント
   外干しする場合は約1日
   冷蔵庫で干す場合は約2日
  がおすすめです。

⑤乾燥し終わった魚を取り出す

 ポイント
  身を触ったとき、手に水分が付着しなければ乾燥完了です。

⑥フライパンに油をひいて、乾燥し終わった魚を入れて中火で5分ほど焼く

 ポイント
  干物を焼くときは皮から先に焼くと皮が縮み反り返ることがあるため
  腹面を最初に焼くことをおすすめします。
  少し焦げ目がつくことで香ばしい香りが立ちます。

⑦裏返して裏面も焼く

画像上がヒメ、画像下がイサキ

⑧皿にあげて完成!

画像下がヒメ、画像上がイサキ

食べてみた感想

まずはヒメの干物を食べてみました。

水分について焼き上げる前から多かったですが、
干物にして焼き上げることでいい感じに抜けきっていました。

白身魚らしく淡白な味わいですが、ほのかに脂が乗っていて美味しい。
味としてはアカエソと似ていると感じました。

ご飯の上に乗っけると魚から出る旨味と焼いたときの油が合わさりご飯がよく進みます笑

今回はめんどくさくて中骨を取らずに調理をしましたが、
箸で骨と身を分離させることができたので特に気にならずに食べることができました。

次にイサキを食べてみる。

こちらは、脂が染み出す程ではなかったですが身が詰まっていて
満足感が高い一品となっていました。

食べ比べてみるとどちらも一長一短で美味しい。
そのままご飯と一緒に食べて完食。

今回初めて食べたヒメですが、とても脂が多く干物にはピッタリの魚だと感じました。

100m以上の深海魚であまり釣れない魚にはなりますが次回釣れたときも
干物にしていいと感じたので皆様もの釣れたときはぜひ作ってみてください!

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