【食べ比べ】東京湾沖で釣れたシーバスは刺身と洗いどっちが美味しい!?

料理

ボートシーバスで釣れたシーバスを食べてみる

皆さんどうもマリクです。

先月、ボートシーバスでどう見てもマルスズキだけど
ヒラスズキの特徴を持ったシーバスを釣り上げました。

普段はそこらの川で釣れたシーバスをたまに食べていましたが
今回釣れたのは沖のシーバスですので味の差が気になります

稀に100円ではなく、ネタによって値段の変わるお寿司屋さんで
スズキを食べることはありますが、釣れたてをその場で〆て
血抜きをした極上の個体となると美味しそうな気がします。

しかもマルスズキは夏が旬なので期待できます。
※ヒラスズキは冬が旬みたいです(ネット調べ)

川で釣れたシーバスは問答無用で洗いにしていますが
今回は刺身も作り、食べ比べしようと思います!

それでは捌いていきましょう!

レシピ

材料

  • シーバス(約60cm):1/8程度
  • 大葉:適量
  • 塩水処理用の水:1L程度
  • 塩水処理用の水:30g程度
  • 洗い用の水:1L程度
  • 洗い用の氷:適量
  • 刺身醤油:適量
  • わさび:適量
  • ポン酢:適量
  • もみじおろし:適量

作り方

魚の下処理

今回はこちらのシーバスを調理していきます。

①鱗をかいて取り除く

初めに鱗かき等で鱗を取り除き、包丁や金だわし等でぬめりを取り除きます。
※鱗かきだけでは取り除ききれていない鱗も取れるので2段階の処理がおすすめです。

今回はうゆしーの家にあった鱗かき付きのハサミで鱗をかいてみますが
かなり取りやすかったです。

斜めの角度から鱗の隙間にギザギザ部分を入れて
縦にギコギコと動かすと楽に鱗を取り除くことができました。

これ一つで下処理が色々できますね。

②腹を割り、内臓を取り除く

これもハサミでやってみます。

肛門からカマの部分までハサミでちょきちょきと切り開きます。
カマの根元は硬いのですが、簡単に切ることができ
包丁よりも安全かつ楽に処理できました

開いてみると・・・

なんじゃこりゃ!!!
大量の内臓脂肪!!!

内臓を取り終わってみると手はベッタベタ。
ポテンシャルの塊です。

③頭を落とす

すみません。
頭を落とした時の写真を撮り忘れました・・・

スズキの骨は硬いので、しっかり関節に刃をいれてくださいね!

④3枚におろす

スズキは途中まで包丁で背骨を外せば
あとは手で引っ張るだけで身を剥がすことができます!

ここまで行ったら手で引っ張るだけ!

カマを外し、3枚におろした状態がこちら

⑤腹骨・中骨を取り除く

小さくなってしまいますが、スズキの中骨は強いので
割ってしまった方が結果的に楽で綺麗に処理できると思います。

⑥皮をひく

ちょっと失敗してしまいました笑

⑦トリミングして形を整える

角張っている方が美味しそうに見えるので整形しました!
勿体無いので切り取ったやつも食べてます。

刺身用の下処理

刺身は塩水処理で仕上げていきます

3%の食塩水に身を5〜10分程度入れて
表面がぬるぬるしてきたらそのまま水気を取ります。

他の料理用の身も処理してます

本当は氷も入れてやった方が鮮度を保てるのですが
すぐ食べますし、洗いとの比較のためにあえて入れませんでした。

あとは切りつければ完成です。

洗い用の下処理

洗いは氷水に切った身を入れていきますので
刺身より先に切りつけを済ませておきます。

キンキンに冷えた氷水に身を5分〜10分程度入れていると
だんだん身が白くなり透けてくるので、そうしたら引き上げて水気を取って完成です。

ぬるくならない様に急いで水気を取りましょう。

完成

時間が経って少し忘れてしまってますが・・・

男節(背中の身)と女節(腹側の身)それぞれを使用して
刺身と洗いを作りました。

画像だと分かりにくいですね笑

食べてみた感想

まずは刺身から食べてみます。

内臓脂肪の量からして脂が乗っているのが分かっていましたが
相当美味しいです。

スズキなので比較的さっぱりしていますが
普段食べている個体よりも食べ応えがあります。

臭みもほぼないですね。
内臓付近の部分だけうっすら感じますが
わさびと醤油につければ分かりません。

一方、洗いはというと・・・
劇的な大きな差はありませんでした。

しかし、脂の量が多い個体だったため、よりさっぱりとしています

夏なので冷たい洗いの方が気持ち食べやすい感じはします。
食感も少しコリッとするので、そういうのが好きな人は洗いがいいかもです。

さらにさっぱり食べるためにもみじおろしとポン酢でもいただきましたが
個人的にはこれが一番美味しく感じました。

川で釣れたスズキを生食する場合は問答無用で洗いにしていましたが
沖で釣れたスズキは正直どちらでも美味しいというのが個人的な見解です。

同じ温度の身を目を瞑って食べても食感以外の違いは分かりにくいかもしれませんね。
それくらいポテンシャルの高いスズキだったと思います。

仮にお寿司にする場合は洗いにするとさっぱりしすぎる気もするので
刺身用の処理の方が好みかもしれません。

というわけで沖で釣れたスズキは非常に美味であることが分かったので
ボートシーバスに行った時は毎回持ち帰りを検討しようかと思います!

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