筆者のメインロッドを紹介
どうも、みやぶーです。
今回は、普段筆者がメインで使っている
ワールドシャウラ ドリームツアーエディション 2832RS-5について紹介したいと思います。
(以降2832RS-5と記載します)
筆者はこのロッドを半年程前に購入して初めてシーバスを釣り
現在の自己ベストでは75cmも釣ることができた思い入れのあるロッドです。
このロッドを購入しようと思ったきっかけは携行性の高さです。
筆者は帰省などで飛行機を使うことがあり、
飛行機に持ち込めるサイズのものを探していたところおすすめされて購入しました。
実際に使ってみるとコンパクトロッドでありながら性能は申し分なく
1本でいろいろな場所、魚種を釣ることができる万能ロッドと感じました。
そんな2832RS-5を使って感じたメリット・デメリットをまとめましたのでご覧ください
RS2832RS-5について
ワールドシャウラドリームツアーエディションとは
ワールドシャウラは世界中の魚をターゲットに釣ることを目的とした
対象魚の決まっていないバーサタイルロッドです。
その中のドリームツアーエディションは、
仕舞寸法が55cm未満の5ピース仕様コンパクトロッドになっています。
ロッドケースはとても頑丈な作りとなっており
アイデンティティのサソリマークがとてもかっこいいケースとなっています。

ワールドシャウラの番手の見方
ワールドシャウラは型番を見れば番手が分かるようになっています。
今回紹介する2832RS-5を例にすると下記の通り。
2 | 8 | 3 | 2 | RS | – | 5 |
① | ② | ③ | ④ | ⑤ | – | ⑥ |
①:ロッドタイプ
1ならベイトロッド用、2ならスピニングロッド用になります。
②:フィート数
③と合わせてロッドの全長を表します。
10フィート長になると、2桁で表現されます。
③:インチ数
②と合わせてロッドの全長を表します。
ちなみに1フィートは12インチです。
④:ロッドパワー
数字が大きいほどパワーが強くなります。
⑤:テーパーの種類
テーパーの種類を表します。
公式ページには略称は記載されておらず、ネットでは以下略称で呼ばれていました。
上から超先調子~超胴調子と考えれば良いと思います。
FF:エキストラファースト
F:ファースト
R:レギュラー
RS:レギュラースロー
SS:スーパースロー
⑥:継数
5なら5本継、2なら2本継になります。
スペック
2832RS-5のスペックは以下の通りです。
詳細はメーカー公式ページを参照ください。
名前 | ワールドシャウラ ドリームツアーエディション 2832RS-5 |
全長 | フィート表記:8’3″ メートル表記:2.51m |
継数 | 5本 |
仕舞寸法 | 54.7cm |
重量 | 145g |
テーパー | RS(レギュラースロー) |
先径 | 1.8mm |
ルアーウェイト | 7-30g |
適合ライン | ナイロン:10-24lb PE:MAX 2号 |
グリップ長 | 310mm |
カーボン含有率 | 98.2% |
使った上でのメリット・デメリット
メリット
ロッドパワーが強く、すぐに魚を引き寄せることができる
2832RS-5の素晴らしいところは各ピースがしなやかに曲がることと
ロッドパワーがとても強いところです。
何度か大物をかけていますが、
ロッドがベリーから弧を描くようにきれいな曲がりをしてくれるおかげで
不安なくファイトすることが出来ています。
ロックフィッシュなどの根に潜られる前に引き上げる必要がある釣りにも効果的だと思います。
仕舞寸法が55cm未満で飛行機に機内持ち込み可能なサイズ
一般的な飛行機の機内持ち込み可能な1辺の最大サイズは55cmと言われており、
2832RS-5は仕舞寸法がスペック上54.7cmと基準以下となります。
※ドリームツアーエディションは全型番55cm以下となります。


航空会社や搭乗する便によって詳細なルールは違うのですが
筆者がよく使うJALでは付属しているロッドケースのまま持ち込み許可されました。
ロッドケースは測ってみると60cmなので、何故持ち込めたのかなと後で聞いてみると
検査員によって凶器にならないことを確認できた場合、60cm以内であれば持ち込みを許可している
とのことでした。
ただし、検査員によっては駄目と言われる可能性があるのと、
他の航空会社はそもそも60cmまで持ち込み出来ない可能性があるので
ロッドケースは60cm未満のものを別途購入して使うほうが安心です
また、車のラゲッジにすっぽりと入れることができるサイズ感というのもメリットの一つです。
夏場の暑い時期はガイドが溶けたりする可能性もあるため入れっぱなしはNGですが
それ以外の季節であれば、ケースのまま車に積んでおき
釣りをしたいと思ったときに取り出して釣りをするという使い方をすることが出来るのはいいですね。
ガイド径が大きく飛距離を稼げる
全体的にガイド径が大きく設計されています。
スピニングリールだと糸が螺旋状に出てくるため
キャスト時に糸がガイドに当たりながら飛んでいきます。
ガイド径が大きいと糸にガイドが当たりづらくなるためキャスト時のロスが減ります。
8フィート3インチですが十分な飛距離を稼ぐことができ
実際に無風環境で26gのメタルバイブを投げたところ約55m飛びました。
デメリット
ロッド操作がやりづらい
レギュラースローテーパーだからということもあるのですが
ロッドの操作が吸収されてしまい、ルアーをうまく操作しづらいです。
特に、トゥイッチなどの細かい操作は難しく感じます。
以前2831R-2を使って投げ比べさせてもらったことがあったのですが
そちらはレギュラーテーパーのためか2832RS-5よりもトゥイッチがやりやすかったです。
継ぎ数が多いため、セッティングが面倒くさい
5本継ぎと継数が多いため、セッティングをするときに時間がかかります。
また、ロッドのすっぽ抜けも起きやすくなるため
釣り中は定期的にロッドの継ぎ部分が緩んでいないかをチェックしてあげる必要があります。
フェルールワックスを塗る等、継ぎのメンテナンスをしたほうがいいですね。
実釣でのインプレ
筆者が、今まで実釣したときの記事です。
その中でも75cmのシーバスを釣ったときの記事を紹介したいと思います。
ロッド全体がきれいに弧を描くように曲がり
シーバスが暴れてもその動き合わせて追従してくれるため
危なげなくランディングすることができました。
シーバスでも十分にいなせて不安感なく釣り上げることができるのは
2832RS-5の素晴らしいところだと思います。
まとめ
今回紹介したワールドシャウラ ドリームツアーエディション 2832RS-5について
半年ほど使った上でのメリット、デメリットを紹介しました。
筆者としては以下メリット・デメリットがあると考えています。
メリット :携行性が高く、メインロッドとしても使えるパワーの強さと飛距離
デメリット:5本継の面倒臭さと細かいロッド操作がやりづらいこと
筆者はコンパクトロッドでありながらメインで使い続けており
河川でのシーバス釣行ではこれ1本あれば十分通用すると感じました。
少し高いですが、1本あれば世界中を旅して釣りをできるような夢のあるロッドなので
興味のある方はまず釣具屋で一度手にとって見てはいかがでしょうか?
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