コアマンの隠れた名作ワーム
こんにちは、みやぶーです。
みなさんはコアマンのRJシリーズを知っていますでしょうか?
コアマンVJシリーズは有名ですが
RJはあまり聞いたことがない商品かと思います。
筆者もよく釣具屋のコアマンコーナーに行きますが置いてあったとしても
VJかIPあたりでRJの存在自体知りませんでした。
筆者行きつけの釣具屋にいったところ
VJが陳列されている場所にぽつんと1つ見たことないワームが売っていました。
手に持ってみるとRJ-10とありました。
面白そうだなと購入して使ってみたところ・・・
シーバスを連れてきてくれる素晴らしいルアーだったので紹介したいと思います。
コアマンRJ-10について
コアマンRJ-10の特徴
RJ(ローリングジグヘッド)はコアマンから出ているジグヘッドで
名前の通り、ローリングしながら泳ぐワームタイプのルアーです。
今回筆者が紹介する10gのRJ-10以外にも7gタイプのRJ-7もあります。
ジグヘッドの形状はVJ-16を更に小さくした大きさで
ワーム部分は同じアルカリシャッドを使うことができます。
VJ-16を持っていれば同じワームを使いまわしできるのはありがたいですね。
VJ-16と比べてもジグヘッドがスリムだからかかなり小さく感じます。
そのため、ハクパターンのようなベイトが小さいときに効果を発揮します。
このルアーの大きな特徴(メリット)は以下です。
- フックがルアー上側についている
- フックがダブルフック1つのみ
- VJ-16用のワームが流用できる
詳細をそれぞれ説明していきます。
メリット1 フックがルアー上側についている点
フックがルアー上側についてるため他の下にフックがついているワームと比べて
根掛かりしにくいメリットがあります。
筆者は多摩川や中川のようなガッツリした根がないフィールドで
よく底をずる引きで使っていますが、回収できないレベルの根掛かりをしたことはありませんでした。
根にかかってもフックまで引っかかっていることはなかったので
糸にたるみをつけてあげることで簡単に回収できています。
根掛かりしにくいのでシャローエリアやボトムを攻めたいときに使えます。
メリット2 フックがダブルフック1つのみ
一般的にはダブルフックはトレブルフックと比べてフッキング率が下がるためデメリットといえます。
またフックが1つだけのため複数個ついているものよりは確実にかかりが悪くなります。
しかし、RJ-10の場合ルアーサイズが小さく、ワーム素材がかなり柔らかいためか丸呑みされることが多いためダブルフックでもガッツリフッキングすることができます。
バラシについてもRJ-10のフックは通常時は固定されていますが
フッキング後はロックが外れてシーバスの口にかかった状態を維持してくれるので安心です。


筆者も3回ヒットさせていますが、バラしたことは今のところはないです。
メリット3 VJ-16用のワームが流用できる
VJ-16のワーム(アルカリシャッド 75mm)は同じコアマンから発売されているVJ-16と同じです。
そのため、VJ-16を持っている場合はそのワームを流用できることもメリットの一つです。
ジグヘッド毎にワームを買う必要がなくコストメリットがあります。
また、アルカリシャッド自体優秀でカラーパターンが多いため、釣り場での選択肢がふえるのもメリットです!
コアマンRJ-10のデメリット
ここまではメリットを紹介していましたが逆にデメリットもあります。
デメリットは他のワームと比べて飛距離が出ないことです。
スリムボディだからか10gとしては30mほどとそれなりに飛びますが
遠くに魚がいなさそうなフィールドには向かないです。
なので、手前のカケアガリや岸際を狙うのに適しています。
筆者としてこの飛距離についてデメリットを強くは感じでおらず、ルアーの使い分けでどうにでもなるかな?と思っています。
コアマンRJ-10の使い方
RJ-10は基本的にボトムに落としてからのただ巻きです。
ただ巻きするだけでも上部についた横アイのお陰でジグヘッドが激しくローリングしてくれて
シーバスを寄せ付けてくれます!
筆者は着水してボトムまで落とした上で
1~1.5秒1回転ぐらいのペースで巻いています。
RJ-10は落下スピードも早いため上記巻スピードでも案外平行に動いてくれます。
そこを引きずりながら、少し大きな根にかかった場合は
一旦巻くのをやめて竿を軽く上げてあげれば根掛かりは解消します。
飛距離はでないですが駆け上がりが手間にあるフィールドならただ巻きだけで釣れるのでおすすめです!
コアマンRJ-10のスペック
コアマンRJ-10のスペックは下表の通り。
筆者はゴールドヘッド/ハゼドンコを使っています。
名前 | RJ-10 |
全長(mm) | 85 |
重量(g) | 10 |
フック | コアマン CD22 #6 (Made by Gamakatsu special) |
ワーム | コアマン 75mm アルカリシャッド |
カラー | 8色 |
実釣でのインプレ
筆者がRJを使ってシーバスを釣り上げたときの様子を紹介します。
■多摩川(大師橋付近)
まずは多摩川の大師橋付近の釣果です。
20m手前に根があり全体的にシャローなポイントです。
表層にあまりベイトが見えなかったのでボトムを狙うためにRJ-10を使用。
1秒1回転で巻き上げているとシーバスを短時間のうちに2匹キャッチ(40cmと50cm)!
2匹目はRJ-10をバックリと丸呑みしていてバラシの心配が全くなさそうでした。
■多摩川(殿町付近)
次も多摩川の釣果で先程の大師橋よりも更に河口側です。
30m付近に駆け上がりがあり手前は根があるようなポイントでした。
VJ-16を使っていたのですが、駆け上がりのボトム付近でアタリがあったので
RJ-10を使ってボトム狙いをしました。
1.5秒1回転で底を引きずりながら巻いていると50cmのシーバスがヒット!
釣り上げることができました。
VJはとても優秀なルアーですがボトムを狙うと根がかる事が多いと思います。
そういったときにRJ-10を使ってあげることで根がからずにボトムのシーバスにアクションをかけてあげることができます。
まとめ
RJ-10はただ巻きをするだけでローリングアクションが起こり魚を引き寄せることができるワームです。
また、フックがジグヘッドの上方向についていることで
根掛かりのリスクも抑えることができるためボトムを攻めるのに最適なワームだと思います。
重さが10gしかないため飛距離は30mほどですが飛距離がそこまで必要ない
中規模河川や手前に駆け上がりがあるポイントでは十分効果を発揮するルアーです!
筆者はもう一つ買いたいのですがなかなか店舗で見ることがないです。
VJを見つけるよりもかなりレアなので、皆様も見つけた際はぜひ買ってみてはいかがでしょうか?
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